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南仏ニュース・2004年5月

★印のついているものは、南仏プロバンス在住、アマンダからのお便りです。

チャンピオンズ・リーグ

2004年5月6日

実力が違うのか。前半戦、先取点を入れられた後、なおも守りを強いられるモナコを見ていて思いました。

チェルシ−からなかなかボ−ルを奪うことができないチ−ムを励まし、必死にゴ−ルを守るロマ。広い守備範囲と運を味方に、危ない場面を何度もしのいだものの、チェルシ−の素早いパスワ−クに裏をかかれ2点目を許しました。2対0となったこの時点で、モナコは決勝進出の権利を失いました。しかし、前半終了直前、ローテン、モリエンテスは相手ゴ−ルにかみつきます。そして、ゴ−ルポストに跳ね返ったボ−ルをイバラがネットに押し返し、初得点。

後半に入り、60分目モリエンテスがゴ−ルを決め、2対2の振り出しに戻った時は、まるで夢を見ているよう。もう、これから3点を取られなければ決勝進出です。試合場を駆け回るモナコの選手を眼で追いながら、緊張したまま終了の笛を聴きました。

始まってみなくては試合の展開がまったくわからない、意外性に満ちたモナコの試合。5月26日のポルト戦はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。頑張れ、モナコ。

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驚異の湧水(★)

2004年5月吉日

フォンテン・ド・ヴォークリューズ(=ヴォークリューズの泉)。ヴォークリューズ県にあって、たまさか大きな泉だからこんな名前がついたか、と想像するのが普通かもしれないけれど、ここから県名ができたというのが正解。そこは、ヴァリー・クローズ(=閉ざされた谷)、つまり"閉ざされた谷間の泉"それがフォンテン・ド・ヴォークリューズ。はるかローマ時代、大プリニウスが、かの"博物誌( L'histoire naturel )"にも書いている名立たる泉。

その閉ざされ方も見事で、230mの絶壁が垂直に立ち、行く手を遮り、その崖のふもとにこの神秘の泉が湧いている風景は、まるで大自然が心を込めて書き上げた詩のよう。

夏には水辺の涼を求めて、多くの観光客がここを訪れるけれど、流れに誘われて手足をちょっとひたしてみると、その凍れるような冷たさにハッと息をのむかも。聞くところによると、泉から大分下の方でも、1年中およそ14℃の水温で流れているらしいから。

夏は勿論水のある風景として楽しめるけれど、ローマ人を驚かせた泉の神秘にあやかるには、なんといっても水量の多い冬から春にかけてが、季節。懇々と水の湧く泉のおもては微動だにせず、導かれる岩場に向かって豪快な白いしぶきをあげて水の躍り出す姿。何か魔法を見ているみたい。

その素晴らしさをちょっと数字であらわすと、湧水量は年間およそ6億3000万?、これは一辺が857mの立方体に匹敵する体積、フランスで1番、世界で5番目になり、水量の多い季節には毎秒およそ90?の湧水量、又現在わかっている所で泉の深さは308mとか。

麓の村から泉までは歩いて15分ぐらいカナ。村には、流れを取り囲むように、レストランやお休み処ができてるのも素朴でかわいらしい風景。それと、歴史的にこの地方は川の流れを利用した水車を使った製紙産業が盛んだった事もあり、大きな現役水車が目印の"ヴァリス・クラウザ"があって、15世紀と同じ製紙法を実演、そしてできた紙を販売してます。それは、麻の繊維を使ったしっかりした紙質で、水彩を描く人などに喜ばれます。

どんな場所か見ていただくのに紹介するサイトは、ちょっと長いけど360℃パノラマ!

http://www.vaucluse-visites-virtuelles.com/glvirtualbluepopouts/fontaine-de-vaucluse.html

ここの画面にクリック。そして左下のイメージ選択でVue9、10、11に行ってみて!

アマンダ

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市場

2004年5月15日

ニ−スの中央市場が5月15,16日と一般開放されるというので出かけてきました。

看板

かなり広い敷地の中を食肉、野菜、魚と建物が並びます。とりあえず歩いてみようと進んでいくと、陸橋の向こうには花市場がありました。途中の道端に、小さな畑があり、トマト、ア−ティチョ−ク、色とりどりのピ−マンと並んで南仏料理にはかかせないズッキ−ニの花が咲いています。五月晴れの空の下、黄色が鮮やかです。ニ−ス料理では、この花にころもをつけてあげるベニエや、中にひき肉を詰めたファルシが名物です。野菜や花の小売店と並んで、トラクタ−や農機具の展示を見ると、フランスはやはり農業大国だなと感心します。

アーティチョーク ズッキーニ トラクター

離れたところから馬のいななく声が聞こえたので向かっていくと、子供たちが音楽にあわせて隊列を組んで行進をしていました。観客は少なかったけれど、子供たちは馬の上で、胸をそらせてとても気持ちが良さそうでした。

馬の行進 馬の整列

カンヌでは国際映画祭がすでに始まり、モナコではF1グランプリに先立ち今週末はクラシックカ−によるグランプリが開催されます。5月のコ−トダジュ−ルは、それぞれの街で催しものが続きます。

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チャンピオンズ・リーグ・決勝

2004年5月30日

5月26日、チャンピオンズ・リーグの決勝は3対0とモナコにとって残念な結果となりました。モナコの攻撃はポルトの壁に阻まれ、なかなかゴールに迫れません。1点を先取された後、なおも攻めあぐねている中でめぐってきたモナコのチャンスを、反則にも見えるチャージでボールを奪い返したポルトの2点目、頑張るロマとモナコファンには辛い3点目が試合を決めました。

決勝の結果は妥当な結果、ポルトが強すぎたとクールに言う友人に心の中で、この次やったらわからないよ、と呟くのですが、この次がないのが勝負の常、しかしこれだけの間、夢を見させてくれたモナコ・チームは最後まで強かったと思います。

27日の夕方、王宮前に戻ってきたモナコの選手たちは、大勢のファンと子供たちに明るく答え、求められるサインをだいぶ遅い時間までしていたそうです。

お疲れ様、チャンピオンズ・リーグでの大活躍ありがとうございました。

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